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Where the runway meets the street

ブランド:McQueen(マックイーン)

McQueenは昨年12月にクリエイティブ・ディレクターへ就任した、ショーン・マクギアー(Seán McGirr)が手がける初のキャンペーンを発表した。

1988年アイルランド・ダブリン生まれのマクギアーは、2014年にロンドンのセントラル・セント・マーチンズでファッションの修士号を取得。過去にはJW Anderson(JW アンダーソン)でレディ・トゥ・ウェアのヘッドデザイナーを務めたほか、Dries Van Noten(ドリスヴァン ノッテン)、UNIQLO(ユニクロ)、Burberry(バーバリー)でも経験を積んだ。

2024年秋冬キャンペーンはイーストロンドンを舞台に、若者達の反逆的な魅力をイギリス人フォトグラファーのグレン・ルックフォード(Glen Luchford)が撮り下ろした。

マクギアーのデビューシーズンとなった本コレクションから、スタッズを全面に配したレザージャケット、ジェットストーンを散りばめたスーツなど強い個性を見せるアイテムが登場。

なお今回のキャンペーンについてマクギアーは、次のように語っている。

「マックイーンはロンドン生まれのブランドで、私が深く愛着を持っているロンドンのイメージを常に体現してきました。マックイーンには、ここで目にする多彩なキャラクター達によって突き動かされる、とても直感的なエネルギーがあります。街の空気を揺さぶり、緊張感に深く寄り添う厳しさと生々しい感覚によって、私はこのエネルギーに生命を吹き込みたいと思っています。ポエティックで原始的、力強くてリアルに感じられるもの。人々から生まれるもの。私はそこに光をもたらしたいと考えています」

ビジュアルと合わせて公開されたキャンペーンムービーからも、自由な都市ロンドンが放つきまぐれさを感じさせる。