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シャネル銀座ビルディング4階のCHANEL NEXUS HALL(シャネル・ネクサス・ホール)で3月1日(水)〜4月2日(日)、キューバ人アーティスト、マベル・ポブレット(Mabel Poblet)の展覧会「WHERE OCEANS MEET」が開催されている。

ポブレットは、写真やミクストメディア、ビデオアート、キネティックアート、パフォーマンスアートなど様々な手法を取り入れた作品を手がけ、キューバの現代アートシーンで活躍する若手アーティストの一人だ。各国で開催した個展は20以上を数え、150以上のグループ展に出品。2017年ヴェネチア・ビエンナーレでインスタレーション作品「SCALE OF VALUES」を展示している。フィデル・カストロ政権下のキューバで育った若い世代のアイデンティティーなど、自身の経験に基づいた創作活動を行い、作品を通してキューバ社会や今日の世界について問いかけを続けている。

同展では、島国であるキューバに生まれたポブレットにとって重要な要素だという「海」や「水」をテーマに、4つのシリーズから写真や映像、インスタレーションなどの手法による新作34点を展示。会場には、人間の儚さを考察しピラミッド型の折り紙で構成された「My Autumn」シリーズや、移民をテーマにした「Homeland」シリーズ、旅先で撮影した写真のイメージを断片化し、再構成した「Travel Diary」シリーズに加え、映像作品「SUBLIMATION」(「Buoyancy」シリーズ)などが並ぶ。

同展終了後、作品は415日(土)〜514日(日)に開催される「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2023」も巡回する。

「Travel Diary」シリーズ
「ISLAS」
「My Autumn」シリーズ

会期:3月1日(水)~4月2日(日)※会期中無休
時間:11:00~19:00 (最終入場18:30)
会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階)
入場料:入場無料(予約不要)