MARNIデザイナーのフランチェスコ・リッソ監修「A Magaine Curated By」発売

By HighsnobietyJapan in life
2022年5月12日

ブランド：MARNI（マルニ）

コンセプトマガジン「A Magaine Curated By」は、伊メゾンMARNI（マルニ）のクリエイティブディレクターでデザイナーのフランチェスコ・リッソ（Francesco Risso）をゲストキュレーターとして迎えた第23号「A Magazine Curated By Francesco Risso」を発売。

リッソの親しいアーティストやミュージシャン、作家、フォトグラファー、家族らが参加し、現代に「生きる」ことが何かを意味するのかを、アナログ的な手法で探求。複数のスクラップブックを一つにした本をコンセプトに、寄稿者による20作品を240ページにわたり掲載した。章として連なる各作品は、手書きや、機械的にタイプしたページをはじめ、ペーパーコラージュやイラスト、絵画、手作業で修正した写真など、多様な技法で独自の世界観を表現。

背表紙はエンボス加工のテープを貼ったようなトロンプ・ルイユ（だまし絵）で、表紙はエンボス加工した「A」の文字、UVスポット印刷したリッソ本人の肖像画などの加工を組み合わせ、赤いカバーのビンテージのスクラップブックを模したという。本編ではリッソ自身が様々なキャラクターに扮し、フォトグラファーのセルジオ・カティヴェッリ（Sergio Cattivelli）が撮影した写真シリーズや、「永遠の存在」をテーマにアーティストのミケーレ・リッツォ（Michele Rizzo）が粘土を彫って作った彫刻、フォトグラファーのフランチェスカ・ソレンティ（Francesca Sorrenti）が映像に収めたバイク乗りの週末の記憶などを掲載。

それぞれの寄稿者を撮ったポートレート21枚は各章の初めに配置したほか、シェルドレイク兄弟（Sheldrake Brothers）の物語で使われたドロシー・シン・チャン（Dorothy Sing Zhang）撮影によるプリント「Georgeʼs Marni Sock and Mushroom Omelette」（2022年、120×90mm）1枚が本に差し込まれている。