style
Where the runway meets the street

ロンドンの気鋭デザイナー、NICHOLAS DALEY(ニコラス・デイリー)がイギリスの老舗ハットメーカーであるCHRISTY’S(クリスティーズ)とのコラボレーションによるベーカーボーイハットを制作した。

ツイードとジャズカルチャーの結びつきを掘り下げた2018-19年秋冬コレクション“RED CLAY”で発表された大振りなシルエットのベーカーボーイハットは、1773年創業の英国が誇るハットメーカーCHRISTY’Sとのコラボレーションによって誕生した。

シーズンのキーカラーを落とし込んだヘリンボーンのツイードは、スコットランドの老舗テキスタイルメーカーLovat(ロバット)に制作を依頼したオリジナルファブリックとなっている。

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)といった70年代のジャズアーティストが好んで着用したベーカーボーイハットを、Blue Noteのレコードスリーブのカラーパレットからインスパイアされた色味で表現されたこのアイテムはコレクションのキーアイテムの一つであった。

このコラボレーションの為に制作されたルックブックでは、現代のUKジャズシーンを代表するバンドのサンズ・オブ・ケメット(Sons of Kemet)のフロントマンであるサックスプレイヤー、シャバカ・ハッチングス(Shabaka Hutchings)をモデルに、フォトグラファーのミシェル・フィリップス(Mishael Phillips)が撮りおろした。