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イベントスペース運営などを手掛ける「en one tokyo」が、東京・渋谷の新商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」に7月28日(火)、アートスペース「SAI(サイ)」をにオープンする。

これまで国内外で活躍するアーティストやクリエイターとタッグを組みイベントなどを行ってきたen one tokyo。新拠点では、国内外のアーティストによるエキシビションや、文化を反映させたポップアップ、アートイベントなど、ジャンルや時代の枠組みを超えたプログラムを提案。日本のアートシーンにおけるアーカイブの役割と、その可能性を広げることを目指す。現在や未来に生まれるアートに出会う「ギャラリー」と、これまで時代を更新してきた世界を代表するコンテンポラリーアートを展示する「ビューイング」の2つのスペースを用意。

オープン第1弾は、都内では2回目の作品展となるアーティストKYNE(キネ)」によるソロエキシビション「KYNE TOKYO 2」を開催。RAYARD MIYASHITA PARKを背景に描いた200号の大型キャンバス作品をはじめ、作家自身のスタイルソースでもあるステッカーをモチーフとした初の立体作品など、同展に向けた新作のみで構成する。

KYNEは、学生の頃からJ-POPやAORなどの音楽に囲まれながら人物デッサンを描くことに熱中し、グラフィティアーティストとして自身のスタイルを確立。現在は福岡のアトリエ兼ショップ「ON AIR」をベースに活動している。近年では世界中から注目を集め、80年代アイドルのレコードジャケットや漫画、CMなどから着想を得て表現する女性のポートレートなどの作風で、「KYNE-girl」と称する作品は美しさに対する普遍性を持ちながらも、来場者のノスタルジックな感覚を引き出すという。

「KYNE TOKYO 2」
会期:7月28日(火)〜8月24日(月) 11:00〜21:00(無休)
会場:SAI 東京都渋谷区神宮前 6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3階
※7月28日(火)から当面の間、事前予約制・入場制限を実施。詳しくは施設ホームページで公開