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Life beyond style

ブランド:Tiffany & Co.(ティファニー)

Tiffany&Coは新たにリニューアルしたNBAポストシーズントロフィーのラインナップを発表。NBAチャンピオンシップの勝者に贈られるラリー・オブライエン・トロフィーも一新された。

ブランドは45年にわたりNBAのトロフィーを製造しており、2001年からはNBAファイナルのMVPに与えられるビル・ラッセルトロフィーを中心に製造している。

今回のリニューアルでは、Tiffany&Co.とアーティスト、ヴィクター・ソロモン(Victor Solomon)によりトロフィーが現代的に再構築された。

 

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高さ25.5フィート、重さ30ポンド、24Kゴールドバーメイルとスターリングシルバーで飾られた像に生まれ変わったラリー・オブライエン・トロフィー。

©︎TIFFANY

トロフィーの上部にあるボールは、リーグが未来に向かって前進していることを象徴しており、台座のディスクは2046年のNBA100周年に向けて、各優勝チームの名前と今後25のチャンピオンを飾る十分なスペースがある。(今から考えれば2046年は遥か遠くに感じるが、きっとあっと言う間に来るのだろう。)

©︎TIFFANY

ラリー・オブライエン・トロフィーと同様に、ビル・ラッセル・トロフィーの頂上は金で施され、バスケットボールが飾られた。バスケットボールという完璧な球体に対するソロモンの好みが反映されている。

重さ11ポンド、高さ17.25インチのこのトロフィーは、NBAの究極の賞のパートナーとして相応しい。

©︎TIFFANY
©︎TIFFANY

Tiffany&Co.とソロモンは、イースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスのチャンピオンにそれぞれ贈られるボブ・クーシー・トロフィーとオスカー・ロバートソン・トロフィーも再構築した。

しかし、今回特に注目すべきは、NBAレジェンドであるラリー・バード(Larry Bird)とマジック・ジョンソン(Magic Johnson)、両者をオマージュしたイースタンカンファレンスとウェスタンカンファレンスのファイナルMVPそれぞれに遺贈される2つの新しいトロフィーが導入されたことだ。

©︎TIFFANY
©︎TIFFANY

それぞれのトロフィーには、ソロモンのサインである上質な銀製のバスケットボールが、ネットの模様に刻まれた金色の台座に飾られている。

バードとジョンソンの両選手は、自分の名前のトロフィーを持つことを「光栄に思う」とコメントした。

伝説的なスモールフォワードのバードと、ポイントガードのジョンソンは、1992年オリンピック「ドリームチーム」のメンバーであり、何十年にも渡って宿敵として戦ってきた。(もう彼らも既に60代となった。)

 

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トロフィーの他にも、Tiffany&Co.にはNBAとの長い歴史があるが、関わり方を一新することにも意欲的だ。

最近では、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)との限定版バスケットボールを製作するなど、アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)のもと新たな活動に熱心に取り組んでいるようだ。