トレンドを押さえる
メンズネックポーチ11選

By HighsnobietyJapan in style
2019年2月21日

最近メンズのハンドバッグが、ファッションウィーク中のアウトフィットに多く見られたという記事を紹介した。このように、今購入できるプレッピースタイルのバッグパックの代用品として素晴らしいアイテムが揃う。ラグジュアリーブランドのサイドバッグから、ショッパーやトートバッグまで、マンネリのワードローブを刷新できるアイテムがたくさんあるが、その中でも今おすすめするのが、ネックポーチである。

今回紹介するものは、財布や携帯ケースとしても活用でき、大体12.5センチから25センチくらいの奥行きの、ポケットから出してわざわざ人に見せつけるなどする必要もないアイテムである。1017ALYX 9SM（1017 アリクス 9SM）やBALENCIAGA（バレンシアガ）のポーチなど、全てが新シーズンのアイテム。他にも魅力的なストリート系のデザインとして、OBSやPalm Angels（パームエンジェルス）から、一歩進んだ上品さが際立つアイテムとしてJACQUEMUS（ジャックムス）やJW Anderson（JW アンダーソン）のネックポーチが揃う。

おそらく今季のトレンドを牽引するのは、フランス人デザイナーサイモン・ポート・ジャックムス（Simon Porte Jacquemus）であろう。今回で2度目となる同デザイナーのメンズコレクションから登場した「Le Gadjo」のネックウォレットは、女性らしく見せず、ウィメンズファッションから派生したアイテムだが着飾りすぎない完璧なアイテムとなっている。

「トレンドは、バンバッグから始まり、サイドバッグ、チェストリッグへと移り、それは現在ネックポーチとなっている」とHighsnobietyのノア・トーマス（Noah Thomas）は語る。「貴重品を入れるためにデザイン性のあるデイリーバッグを持つ男性は未だに珍しいし、多くの人にとってはまだそれは未知数なんだ。だから、様々な種類のバッグが受け入れられるフィールドがメンズファッションにはあるのだと思う。例えば、Acne Studiosのネックコインケースのように、首の周りに巻くネックレスの代用品としてのバッグがあるようにね」

JW Andersonのビーズやスエード生地のフリンジがつき正面にグラフィックプリントが配されたアイテムや、大きめの作りで、Moncler Genius x Craig Green（モンクレールジーニアス x クレイググリーン）から登場したエンボス加工で機能的なタイプ、そして粗めなカーフスキンでユーズド感が出た東京発のブランドThe Viridi-anne（ザヴィリディアン）のネックポーチなど様々なアイテムをラインナップ。