イロモノと言われても。
人生いろいろ、男もいろいろ。咲き乱れる季節がやってきた。
ただでさえ自らが “イロモノ” なのに色モノを取り入れたい次第。
色の話をするとパーソナルカラー信者がまさに明るい色に突っ込んでくる虫のごとく、どこからともなく飛んできては、蓮舫のごとくブルベだかイエベだか夏だか冬だかの仕分け作業をしだすが、そのイエベブルベモチベで結局イエローでもブルーでもなく白黒つけたい本末転倒。
あなた色に染めてみてよ。
ということで前の記事であれだけバッグを持たないと豪語していたばかりなのに、カラーに惚れてまずこのウエストポーチを買ってしまった。

大量生産によって生まれる残材や残布を集め、(Re)Purpose™素材として使用しているアメリカ発のアウトドアギアブランドのCotopaxi(コトパクシ)。一つ一つが違うのでこの配色もほかになく、パーソナルカラー信者がイエベブルベが分別できずに発狂するであろうあらゆる色のお祭り騒ぎに心動かされてしまったのである。
ちなみに結局ほとんどいつもの癖で身の回りのアイテムはポケットに入れてしまうので中に入れるは夢と希望と点鼻薬のナザール。
バッグからはじまり、服も気になる色とりどりレイヤード。
ウィメンズだがLOEWE(ロエベ)のこの辺りだったり。


街中華のオムライスみたいな色合いに癒される。
こちらの街中華からは一転し、RALPH LAUREN(ラルフローレン)のブラウンを基調としたデミグラスなオムライス配色もコクがあり洒落たポムの樹。

前回ご紹介したCELINE(セリーヌ)の勝俣なレザージャケットとのカラーレイヤードも気になるし。

中国人デザイナーのゼイン・リー(Zane Li)のこの柴漬け添え唐揚げ弁当カラーパレットかわいくて心ほっかほか亭。

Dior(ディオール)のネオ井脇ノブ子なピンクスタイルもよい。蓮舫もノブ子には適うまい。

NEXUSVII.(ネクサスセブン)のたのしげ優しげパステルのカラーブロックジャケットは、着ているだけで周りも自分も癒すヒーリング効果がありそうである。

この日本では圧倒的にモノクロのスタイルが根づいており、色モノを着ているだけでイモくさい連中が好奇の目で見てくるわけだが、見せつけてやる勢いで着ることで、むしろこちらは周りのイモを変色させてやるヨウ素液になってしまえば良い。
ブルべ夏・イエベ冬より、でんぷんベース春。イモの旬は秋である。
- Words: キクチ