BALLY、地球温暖化に焦点当てたカプセルコレクション発売
- By HighsnobietyJapan in style
- 2020年11月10日
「BALLY(バリー)」が、アウトドアに着想したカプセルコレクション「Peak Outlook」を発売。
地球温暖化の深刻な影響に対する意識の高まりを目的としたコレクションでは、イタリア製のサーマルセット、パッド入りのフーディ、防水性のシェル、Tシャツ、登山に着想したブレスレット、ベルト、キーホルダーなどをラインナップ。全てのアイテムに環境に優しい合成繊維や編み糸を使用した。そのほか、リサイクル可能に再設計した「Vibram(ビブラム)」ソールのカーリングシューズ、「Sigg(シグ)」によるBPAフリーのアルミ製ウォーターボトル、「Snow Peak(スノーピーク)」のチタン製調理セット、ステンレス製のコーヒーパーコレーターなどのコラボレーションアイテムも展開する。
キャンペーンは、スイスのフルカ峠近くに位置するローヌ氷河の景色を背景に、著名なスイス人アーティストであり環境活動家でもあるミッシェル・コント(Michel Comte)が撮影を担当。氷河の一部分を広大なUVブランケットで覆い、日光を反射させることで溶解を70%まで減らすという保護の取り組みを写し出した。
「私は急激に氷河が減少しているのを実際に見ました。私は、知恵を集めて人々が正しく協力すれば、変化を起こすことができると思います」とコント。アルプスにある4000の氷河の半分が地球温暖化によって2050年までに消滅すると予想されていることから、Bally Peak Outlook財団は氷河保護にフォーカス。スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)やスイス連邦環境省(FOEN)の専門家、氷河学者の助言を受け、サステナブルで選択肢や拡張性のある解決策を模索しているという。収益は全て、世界各国の脆弱な山岳環境保護を目的に設立したBally Peak Outlook財団の活動資金に充てられる。
取扱店舗:BALLYストア / BALLY公式オンラインストア