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Where the runway meets the street

コンテンポラリーアートギャラリーも展開するファッションブランド「Cale(カル)」のポップアップショップが9月7日(土)より、東京・神宮前のセレクトショップ「Graphpaper」で開かれる。

 

厳選した素材や縫製で高品質なアパレルを手掛けるほか、西麻布にギャラリーも持つ同ブランドが、同じくギャラリーとしての機能を持つキュレーション型ショップ、Graphpaperでイベントを開催。2019年秋冬シーズンは、原義をたどると「受難、苦しみ」を意味する「passion」に「com-」が付き「ともに苦しむこと」と考えたという「COMPASSION」をテーマに据える。

米作家スーザン・ソンタグ(Susan Sontag)の写真論「他者の苦痛へのまなざし」から影響を受け構築されたコレクションは、ソンタグのブックカバーの色からインスピレーションを受けたウールフェルトの原色や、アメリカの水鉄砲のおもちゃから引用したシルクダウンの色味など、強い色味と高品質な素材を組み合わせたコンテンポラリーなムードが漂う。

会場では、色ごとにグラデーションで並べた服と服の間に椅子を配し、ニュートラルなハブ(中継地点)スペースをイメージ。クリーンさや、コンテンポラリーであること、ハイクオリティー、ユーモラスといった共通する哲学に基づいて構成するCaleの新作をいち早く披露する。

Cale POP-UP SHOP “COMPASSION”
会期:2019年9月7日(土)~9月23日(月・祝)
会場:Graphpaper
住所:東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2D
TEL:03-6418-9402