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Where the runway meets the street

平成以降に放映された歴代「仮面ライダー」作品に焦点を当てたファッションブランド「HENSHIN by KAMEN RIDER」 が始動し、コラボーションも含む新作アイテムが発売された。

仮面ライダー作品が持つ「タイムレスな価値」を戦う宿命を背負った主人公らが、不安や葛藤、挫折を味わいながら次第に自分の中で覚悟を固めていく過程で、外面的な変化を指す「変身」に対し内面的な変化をアルファベットの「HENSHIN」と定義。「服に袖を通す日々の中で少しずつ自分の内面をアップデートできる服」をテーマに、ファッションという切り口で仮面ライダーを再解釈するという。

第1弾では、「仮面ライダークウガ」と「仮面ライダーファイズ 」「 仮面ライダーW 」の3作品が登場。スニーカーやTシャツ、パーカー、ジャケット 、キャップ 、ソックス、ベルトなど幅広く取り揃え、今後他の作品も展開予定。スニーカーには、公式設定として存在しながらあまり知られていない仮面ライダーの足裏デザインを採用。Type KUUGAからは鎧とインナースーツの特徴を、ネオプレーン地の履口と、ガラスレザーで表現したアイテムが登場。「遺跡」や「冒険家」などのストーリー設定も反映し、糸目の粗いナイロンやヌバックで、トレッキング風スニーカーに仕上げた。

Type FAIZからは、赤いリフレクターにより暗闇で浮かび上がるギミックを全体に施したシューズを用意。ミッドカットにハイテクソールを組み合わせ、ガジェット感を高めている。Type Wでは曲線や風を纏うイメージを足をラッピングするように表現し、主人公二人が一人の仮面ライダーに変身する「2 人で 1 人」を表現するために、左右のスニーカーを合わせると柄になるギミックをあしらった。

アパレルでは4つのテーマでデザインしたアイテムを用意。同じ仮面ライダーでもラインにより、違った角度からデザインしたという。「BASIC」はTシャツやパーカーなど、年間を通じ展開するライン。「MARKING」は、ブランドシンボルの「H ロゴ」をオマージュし、各ライダーの特徴に落とし込んだライン。「PHOTO」は、仮面ライダーを思わせるロケ地の写真をコラージュし、「空間と時間を超えた」世界感を表現したライン。「ELEMENTS」は仮面ライダーを構成する「分解と結合」と「変身と解除」「決意への過程」をアニメーションで表現したラインとなっている。

コラボアイテムには、ファッションブランド「FUMITO GANRYU(フミトガンリュウ)」と「ANREALAGE(アンリアレイジ)」が登場。FUMITIO GANRYUとのコラボでは「変身」をキーワードに、カウチンセーターを彷彿とさせるトロンプルイユ(だまし絵)に見えるローゲージニット調のグラフィックで、HENSHINロゴや「クウガ」「555(ファイズ)」をデザインした。

ANREALAGEとのコラボでは、仮面ライダーWの劇中で登場する「地球の記憶」をA〜Zでプログラムしたキーガジェット「ガイアメモリ」とA〜Zロゴマークを重ね合わせ、環状にしたA to Zのシンボルロゴをあしらった。グラフィックをインスタグラムのARフィルターに通すことで、日常にHENSHINを実装するギミックも施したという。

公式サイトでは、インタビュー記事第1弾として窪塚洋介が登場。HENSHIN by KAMEN RIDERのプロダクトについて語ったという。ブランドの立ち上げを記念し、新宿伊勢丹メンズ館1階プロモーションエリアでポップアップストアを開催し、各種アイテムの先行販売も実施する。3月と4月、 各地のPARCO店舗でのポップアップストアも実施予定。ポップアップストアで1点以上購入すると、一人につき一枚「HENSHIN by KAMEN RIDER オリジナルフェイスカバー」を先着500人にプレゼント。公式サイトではバーチャルポップアップも開催しており、360度で閲覧できるスニーカー画像などが並ぶ。

ポップアップストア
第1回
会場:新宿伊勢丹メンズ館 1 階プロモーションスペース
会期:2月10日(水)〜2月16日(火)
※2月4日10時から来店抽選申し込み開始

第2回
会期:3月3日(水)〜3月15日(月)心斎橋 PARCO
第3回
会期:3月19日(金)〜4月1日(木)渋谷 PARCO
第4回
会期:4月16日(金)〜4月29日(木)名古屋 PARCO

バーチャルポップアップストア
会期:2月10日(水)
公式サイト