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Where the runway meets the street

_JULIUS(ユリウス)は、2018-19年秋冬コレクションにフィーチャーしたムービーを公開した。

製作はニュージーランドで生まれ、ロンドンベースのアーティスト・フィルムメーカーでもあるシャルナ・オズボーン(Sharna Osborne)が担当し、音楽にはイギリス発のエレクトロニックミュージックバンドFSOL(The Future Sound of London)が起用された。

“ISDN;(サービス総合ディジタル網の意)”と題され同ムービー。これは90年代初頭に世界を繋げた初めてのデジタル回線の名前で、ムーディーでノスタルジックなコレクションとリンクをしている。

また、 芸術への無理解や人種排斥、偏った経済至上主義など、昨今のアメリカの状況は否応なしにデザイナー「堀川 達郎」のクリエイションに影響したという。この秋冬コレクションはオルタナティブとサイケデリックをテーマに、デザイナー自身が青春を過ごした90年代にインスピレーションを得た。特にMTVカルチャーやポップカルチャー、政治に対抗する様に現れたシアトルの音楽シーン、オルタナティブロックなど当時の音楽文化だ。そしてイギリスのアシッドハウス、トランス、テクノなど、アーティストが表現の場としてレイブシーンも重要な着想源となった。

アメリカ及びUKの80年代のポップカルチャーと体制に対するアンチテーゼをコアに、アメリカを象徴するアイテムをUKのムードで構成している。

なおルック画像は以下のギャラリーから確認を。

https://tokyostore.julius-garden.jp/