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Where the runway meets the street

英アパレルブランド「JW Anderson(ジェイ ダブリュー アンダーソン)」は、ロンドン・ソーホーにブランド初となるフラッグシップストアを3月13日(金)にオープン。

ロケーションは、ブランドの創始者でありクリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が選定。ブルーワーストリートとウォーダーストリートの交差点に位置し、1つの店舗で2つの住所を擁する1300平方フィートにおよぶ大型ストアとなっている。「北アイルランドからロンドンに移り住んでから、ソーホーがずっと好きでした。ここは強いエネルギーを感じます。私にとってロンドンの典型的な場所です」とジョナサンはコメントしている。

店舗環境は、建築事務所「6a」とコラボレーションし、ブランドらしさはそのままにコンテンポラリーなひねりを加えて設計。以前2店舗あったフラッグシップストアを1つの店舗にまとめながらも、建物の独特な正面デザインとともに新しいコンセプトを提案した。店舗の通り沿いの面は、かつて人気を博したイタリアンカフェへのオマージュとしてアルミのフルーティングで装飾。70年代から現代にかけて繁栄してきた夜の街に着想を得て、ハンドクラフトのネオンサインをあしらった。

2つに分かれた内装はそれぞれのスペースで異なる素材、配色を採用。ウォーダーストリート側は高い天井と明るいカラーリングの床にアルミ製の什器を配置することで、軽やかな印象を演出。特別なコラボレーションやプロジェクトを展開する予定だという。ブルーワーストリート側の壁や家具にはベニヤ板を使用。鮮やかな色や真鍮のトリムが上品な雰囲気を引き出し、控えめなアンカーロゴを装飾している。

フラッグシップストアでは、メンズ、ウィメンズ、スモールレザーグッズ、シューズ、ハンドバッグ、アクセサリー、「CONVERSE × JW Anderson(コンバース × ジェイ ダブリュー アンダーソン)」や「Moncler Genius(モンクレール ジーニアス)」との新ラインを含む全てのコレクションを展開する。