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Life beyond style

Nike(ナイキ)は、女性のスポーツへの参加を勧める新しいパートナーシップを発表した。同時に世界から40人 以上の女性アスリートをパリに集結させ、今夏にフランスで開催されるサッカーの大会に向けた代表14チームのコレクションもお披露目した。

「今年の夏は女子フットボールの成長にとって、また一つの転換期となり得ると信じています 」と、Nike, Inc会長、社長兼CEOのマーク・パーカー(Mark Parker)は述べている。「さらに私達は、この盛り上がりとフットボールへの参加が他のスポーツにも広がることを期待しています。Nikeはこれからも競技に参加するアスリートへの強固な支援を続け、草の根レベルで次世代の育成に投資し、女性達にはより革新的かつ魅力的なプロダクトデザインを提供していくことに務めて行きます」と続ける。

プロ・アマなどレベルを問わないスポーツ支援、クラブやアスリートとの強い繋がりを背景に、UEFA女子フットボールとの3年にわたるパートナーシップも提携を始めた。公式パートナーとしてUEFA女子の大会試合球を提供するほか、UEFAが5年で計画する、ヨーロッパの女子主要スポーツとしてのフットボールの地位確立も支援するという。

バスケットボールでは、全米女子バスケットボール協会(WNBA)、国際バスケットボール連盟(FIBA)および中国バスケットボール協会(CBA)ともパートナー関係を結び、女性プレイヤーの増加を目指す。大学レベルでは、アメリカ全土の200以上の大学と協力し、各種スポーツに参加する2万5千人以上の女子トップアスリートをサポートしていく。

環境持続性への配慮もし、自然染料や残り糸の使用、50%以上の再生天然皮革繊維を利用するなどのアプローチを採用。女性アスリートと共に開発しているアパレル製品では、フィットに関するディスカッションを直接行うことにより、女性に特化した精巧な製品開発を可能にしている。

製品へのアクセス、女性コーチの育成、様々なスポーツへの参加を促すなど幅広い活動にも注目だ。