Ralph Lauren ジェンダーニュートラルに向けた新コレクション発売
- By HighsnobietyJapan in style
- 2021年6月21日
ブランド:Ralph Lauren(ラルフローレン)
内容:Pride運動の豊かな個性と自己表現を称賛するコレクションを発売。LGBTQIA+コミュニティに属する少数の壁画アーティストに注目したストーリーも公開した。
NY在住のデヴィッド・パックとロンドン在住のアシュトン・アッツ(いずれもLGBTQIA+コミュニティのメンバー)の2人のアーティストと連携して壁画を制作し、Pride月間を祝うとともに、その意義を強調。Prideムーブメントは、「自らの創造力を生かして自らの周囲の世界を変革しようとした勇気ある人々によって築かれたもの。今日さらに前へ道を切り拓こうとする」アーティストに尊敬の念をもって光を当てたい」と考えたという。
パックはブルックリンのドミノパークで「自分がどういう人間であり、何を信条としているのか」を個性的な描写で表現するサイロ壁画を6月15日〜6月27日に公開。アッツは、ノッティングヒルでPrideに着想して描いた壁画を展示する。
コレクションはジェンダーニュートラルな大人と子供向けアイテムを取り揃えたもので、アイコニックなポロ ポニーをレインボーカラーにアレンジ。ポロシャツやグラフィックTシャツ、タンクトップ、スウェットシャツ、フラッグセーター、ベルトバッグ、ベースボールキャップ、ウォーターボトル、ソックス、ドッグポロなどを展開する。ポロシャツ、ドッグポロシャツは購入価格の全額が、グラフィックTシャツ、スウェットシャツ、フラッグセーター、ベルトバッグ、ベースボールキャップ、ソックスは購入価格の25%がストーンウォール コミュニティ財団へ寄付される。ラルフ ローレン フレグランスについては引き続き、一部のフレグランスについて限定版のPrideパッケージングを提供するとともに、ストーンウォール コミュニティ財団への追加寄付も行う。
ストーンウォール コミュニティ財団は、LGBTQIA+コミュニティの多岐にわたるニーズに対応しながら変革を実現する複数のLGBTQIA+組織からなる国際的ネットワークを通じて、このカプセルが販売される各コミュニティに対して戦略的な投資を行うという。ラルフ ローレン コーポレーションは、職場におけるLGBTQIA+の人々の権利を守るため国連がグローバル基準として定めた「企業向けLGBTI行動基準」を採用している。米国最大のLGBTQIA+擁護団体であるヒューマン ライツ キャンペーン(HRC)が職場におけるLGBTQIA+平等のためのインフラストラクチャーを評価する企業平等指数(CEI)で、ラルフ ローレン コーポレーションは2年連続で満点を獲得した。