style
Where the runway meets the street

フェスティブシーズンも真っ只中。ついつい財布の紐も緩みがちなこのシーズンに、勢いづいてやってしまったなんてこともあるのではないだろうか。そうならないためにも「タイムレス」なものを見抜ける審美眼を養いたい。

タイムレスとは自身が飽きないということではない。時代のトレンドに左右されないオーソドックスかつモダンなデザイン、そして時代を超えても価値の下がらないオーセンティックなアイテムだ。この条件に当てはまるブランドの一つとして、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)によるGIVENCHYがあげられる。

ファッション畑ではないアウトサイダーだったウィリアムズは、数々の音楽スターのコスチュームを手がけた背景もあり、構築的なデザインが特徴だ。言わずもがな、数々のデザイナーやブランドが彼とのコラボレーションを所望するほど。シンプルでオーソドックスなアイテムに構築的な一捻りという手法は、洋服という実用性を保ちながらもオシャレを格上げし、ファッション初級者でも扱いやすい。そして、GIVENCHYというクラシックなメゾンのDNAと邂逅は、さらなる「普遍性」を加速させる。

ウィリアムズの背景にある歴史やコミュニティ、そしてGIVENCHYとのコラボレーションを踏まえると、今後さらなる希少価値を生む可能性は大いにある。GIVENCHYの最新コレクションから見てみよう。

 

少し小ぶりのサイズなのに、たっぷりのマチで実用性のある容量のバックパックは、4Gのメタルエンブレムとアイコニックなバックル付き。シンプルの髄を極めた彫刻的なラバーシューズは、フォーマルでもスポーティーでも様になるモードを演出できる。

¥187,000
¥187,000
¥77,000
¥77,000
¥115,500

 

LAで育ったウィリアムズならではのリラックスムードをGIVENCHYのアイテムに見るのも乙である。半透明のソールにクロコダイルの型押しのスニーカーや、4Gエンブレム付きのスエードとフェイクレザーのミュールは、カジュアルの中にラグジュアリーを同居させる。シンプルなホワイトのキャップは、4Gと、コラボアーティストchitoによるイラストが刺繍されている。

¥132,000
¥132,000
¥110,000
¥101,200

ウィリアムズの長年の友人であるシアトル出身、メキシコで活動するアーティスト、chito(チト)がエアブラシで描いた4Gエンブレムを総柄で取り入れたアイテム。主張してしまいがちなロゴアイテムは、アクセントで取り入れるのがコツ。

¥60,500
¥104,500
¥57,200

ウィリアムズのシグネチャーとも言えるパッドロック。付け外しが簡単で、バッグはもちろん、ジャケットのボタンホールやスラックスのベルトループにつけるだけで、オーソドックス+一捻りのモードな装いに。シーズン毎にカラーのマイナーチェンジも行われ、オールドシーズンのものは希少価値が高まっていくだろう。

¥38,500
¥38,500
¥44,000
¥53,900
¥60,500