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Where the runway meets the street

ブランドBALENCIAGA(バレンシアガ)

BALENCIAGAは5月30日(現地時間)、2024年スプリングコレクションを発表した。

「Capital B」と題したコレクションは、パリのランドマークで日常の一部でもある建物やモニュメントを背景に、通行人たちが通り抜けたり景色を眺めて立ち止まったりしながら歩く「都会の概日リズム」を捉えたタイムラプスビデオを通じて発表。

映像は、ディレクター・Mau Morgóが監督した連続画像で、 歌手、エディット・ピアフ(Édith Piaf)の「Sous le Ciel de Paris」をリワークして音楽を作曲。高級ホテル「10 avenue George V」のファサードも映し出した。同所は創業者、クリストバル・バレンシアガ(Cristóbal Balenciaga)が 「Le Dix」と呼んだエリアでもあるという。

コレクションは、同ブランドのワードローブの本質的要素のライン「Garde-Robe」と、シーズンのプレタポルテの2つのチャプターで構成。いずれも舗道でコインを拾ったりスケートボードで疾走したりするなどの日常的な行為に焦点を当てている。フーディからは都市生活の「密度」を反映したチェック柄のライニングがのぞくほか、テーラードアイテムにはシャープなカットと、ウール生地を使った。

2024年スプリングコレクションは、薄手のサーファージャージーやテクニカルクレープ素材を使用することで動きやすさを向上させたイブニングウェアや、パンツと靴を一体化させたPantashoeのバイカーブーツなどが披露された。