ファッション界の「伝説」へのオマージュ。DIOR ウィンター 2020-2021 メンズコレクション
- By HighsnobietyJapan in style
- 2020年1月20日
ジュエリーデザイナーであり、i-DやFaceのキースタイリスト、アートディレクターとしてファッション界に君臨した伝説の一人、ジュディ・ブレイム(Judy Blame)。本名はクリストファー・バーンズ(Christopher Barnes)。80年代のクラブシーンに身を置き、彼の仕掛けた数々のイベントに姿を現したクリエイティブ業界人からジュディと呼ばれるようになる。クロークとしても働くブレイムは、ある日コートと店のお金を持ち出した。それから「Blame Judy!(ジュディのせいだ!)」と非難されたのが、ジュディ・ブレイムの始まりだ。
それを名前にしてしまう破天荒さ、パンクな精神、そしてそのセンスに魅了された一人であり、友でもあったキム・ジョーンズは、2018年にこの世を去ったブレイムに敬意を表し、DIOR WINTER 2020-2021 Men’s Collectionでそのパンクな心意気を、DIOR(ディオール)のメゾンのコードをもって昇華した。
オーセンティックなシルエットながらも、随所にジッパーがあしらわれディテールやカットを強調。安全ピンで留められたDIORロゴや、グレーやベージュ、ブルーの控えめなカラーパレットに光るブローチやキーチェーンなどのアクセサリーが、ブレイムの先進的な考え方を体現し、DIORのヘリテージと対話している。
全てのモデルが着用していたベロアやレザーのオペラグローブや、スーパーロングシャツ、サドルモチーフを取り入れたウエストポーチやバッグなどのアイテムも必見だ。全ルックと会場の様子、来場セレブリティは下記からチェック。























































©︎ JACKIE NICKERSON
【会場】






©︎ADRIEN DIRAND
【来場セレブリティ】













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