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Life beyond style

ブランド:Stella McCartney(ステラ マッカートニー)

英グラスゴーで開催されているCOP26に参加しているStella McCartneyは、ケルビングローブ美術館・博物館でエキシビション「Future of Fashion: An innovation conversation with Stella McCartney(ファッションの未来:ステラ マッカートニーとの革新的な対話)」を開催。ブランドの次世代素材や成果などを紹介した。

会場では、ボルトスレッズ社(Bolt Threads)の菌糸体から作られたレザーの代替素材「マイロ™️(Mylo™️)」を使用した作品や、マンチェスター・ユナイテッド所属のサッカー選手、ポール・ポグバ(Paul Pogba)とコラボレーションした「adidas by Stella McCartney」の世界初のヴィーガンスパイクなどを展示。ソクタス(SÖKTAŞ)の再生コットンや、工業プラスチックやファブリック(布地)ごみ、海洋廃棄された漁獲網などを再生して製造する再生ナイロンエヴァニュー社のニューサイクルとエコニール®も並べられた。

会場内の全ては、彫刻的な生きた菌類のディスプレイに配置し、2022年サマーコレクションのランウェイで始まったメッセージを視覚的に表現。気候変動や生物多様性の危機に悪影響を及ぼす皮革や毛皮の使用を中止するための署名活動への参加も呼びかけている。

COP26期間中、デザイナーのステラ・マッカートニーはニューヨークタイムズClimate Hubでヴァネッサ・フリードマン(Vanessa Friedman)のインタビューを受けるなど、さまざまなイベントに参加。 UNFCCC(国連気候変動枠組条約)ファッションフォーラムのクロージングパネルでは、英国ファッション協議会のキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)との対談も予定する。ディスカッションにはこれまで、チャールズ皇太子やレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)、ロンドン市長 サディク・カーン(Sadiq Khan)らが参加した。

「Future of Fashion: An innovation conversation with Stella McCartney」展は11月3日(水)〜5日(金)に開催し、11月8日(月)〜9日(火)は学生と次世代アクティビスト向けに開催予定。展示を通じ、SMIのTerra Carta(持続可能性を民間セクターの中核に添える憲章)に沿い、2030年までに持続可能な未来に向けて進むためのロードマップを示す目的だ。

ステラ・マッカートニーは「今は『決断の10年』であり、もし私たちが決意を持って行動しなければ、どのような結果になるかはわかっています。アマゾンでは毎分1つのサッカー場相当の森林が消滅しており、その土地の80%が畜産に使われています。ファッション、そして私たちの地球の未来はヴィーガンです。私は、COP26で業界を代表し、これまでの素材の革新性を明らかにすることで、自然にポジティブな投資やインセンティブを促進し、民間企業や政府のリーダーたちに行動を促すことができればと思っています」などとコメントしている。