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Where the runway meets the street

2020年春夏から始まるファッションブランド「VEIN(ヴェイン)」がコレクションのルックを公開した。

ジャパンブランドでデザイン経験を重ね、満を持して今シーズンデビューする。プロダクトの完成度の高さ、服から小物、靴までトータルデザインなどの表現力が特徴。コレクションのテーマは「BRUTAL VISION」で、第二次世界大戦後のロンドンを中心に盛んになったブルータリズム建築に着想を得た。カラーパレットはコンクリート、モルタル、レンガ、ガラス、アルミニウムをイメージした直線的な袖と台形のボディーシルエット、スレートのようなポケット、アルミチューブによるギャザー無縫製によってミニマルなアプローチを行なった。

本コレクションは、ブルータリズム建築を30年以上撮り続けている、英のフォトグラファー・サイモン フィップス(Simon Phipps)写真集「Finding Brutalism」の影響を大きく受けているという。

榎本 光希
ATTACHMENT、 JULIUS、 UNDERCOVER でアシスタントデザイナーを経験後、 自身のブランドVEINを立ち上げる。ブランドコンセプトは「structural expressionism(構造表現主義)」服の構造そのものをデザインと捉えることで、 ミニマルで力強いコレクションを発表していく。2020年春夏Paris fashion weekでデビュー。