ブランド：BURBERRY（バーバリー）

リカルド・ティッシが導入したハウスコードに、ひねりを効かせたクラシシズムを加えた2022年春夏プレコレクションを発表。バーチブラウンを、バーバリーベージュ、ブラック、レッドに続き、ハウスカラーに導入。ネイビーとバーガンディの組み合わせや、同系色のブルーのミックスも新たに展開する。シグネチャーのチェックやストライプは、幾何学模様やヘリンボーン柄との抽象的な組み合わせや、新しいマルチカラーのパターンで表現。ハウスコードであるアニマル・キングダムをもとに、フェイクファーやレザースニーカーの彫刻的なソール、ディアプリント、イブニングウェアに見られる新しいスワンのグラフィックを施した。

メンズ
破壊的なプリントやストライプのウールスカート、スリムパンツと合わせて、新しいアプローチで表現したアウターウェアが登場。ロングスリーブのボイラースーツに合わせたダッフルコートにはストライプでトリミングを施し、シアリングとレザーを組み合わせたブラックのオーバーサイズのアビエータージャケットも展開する。そのほか、先シーズンのバーシティジャケットを進化させ、レターグラフィックのアップリケを施したボマージャケットや、ストライプのリブニットのトリムをあしらったフード付きパファージレのならぶ。ウールのパネルで再構築したパファージャケットや、ダイヤモンドキルティングのナイロンショーツ、幾何学プリントの中綿入りオーバーシャツなど、機能性を加えたアイテムも取り揃える。カーゴポケットを配したジレは、ウォームウォルナットのストライプのウール素材のものが同素材のフード付きポンチョの下に、モノグラムプリントのものがブラックのタキシードの上にスタイリングされている。テーラリングでは、キャメルのウールツイル素材で、今シーズンの新しい型のジャケットが加わる。ラペルのプロポーションを変更し、トラウザーはBURBERRYのメンズウェアの中でも最もスリムなシルエットに仕上げた。

ウィメンズ
ダークブラウンのチェックのカシミアケープや、ウォームウォルナットのストライプの ウールジャケットなど、ハウスコードを再確認し、再解釈したアウターウェアが登場。象徴的なコットンギャバジンのトレンチコートには、職人により製造過程で施されたようなパターンで、トーマス・ バーバリー モノグラムをスクリーンプリント。クラシックなソフトフォーンのカーコートや、プロンジェ・ラムスキンのカーゴパンツには、誇張されたストラップをあしらった。実用性を持た背、コントラストカラーのトップステッチを施した黒のウールカシミアのピーコートやジャンプスーツもラインナップ。2021年秋冬コレクションから続く幾何学プリントは、パネル仕立てのアウターウェアや、オーバーサイズの シルクシャツ、カーゴパンツなどのアイテムで登場。ポロシャツには新しいシーズナルのストライプを使用したポロシャツや、インターシャ編みのストライプを施したセーター やノースリーブドレスも展開。ディアプリントのアウターウェアをレイヤードしたルックや、ラペルやポケットにスワンのモチーフを刺繍した黒のモヘアウールのテーラードジャケット、ワイドパンツにアニマル・キングダムを落とし込んだ。イブニングでは、ベルベットのコルセットパネルとウエストギャザーをあしらったカウルネックのジャージー ガウンを用意。ジャージーとチュールのコルセットドレスには、ミラーのスクエア・スパンコールを融合している。

バッグ
ロゴを刺繍したスムースレザーのクラッチをはじめ、ソフトなシルエットのクロスボディやオーバーサイズバージョンが「オリンピアバッグ」ファミリーに登場。「ローラバッグ」では、キルティングを施したラムスキン素材で、トーマス・バーバリー モノグラムのゴールドプレートと、編み込みストラップに焦点を当てた、大容量のバケットバッグが新たに加わる。

シューズ・アクセサリー
ほぼ全てのスタイルをユニセックスで展開。ロゴグラフィックのスタッズをあしらったローファーは、ツートーンやダークバーガンディ、ブラックのレザーで製作。そのほか光沢あるスタッズをあしらった同系色、マルチカラーのロゴジャカードのサンダルや、バニラやダークモカのシアリングサンダルが登場。メンズのラバーのアンクルブーツでは、ネオプレンやシアリングのライニングでアップデートした。ジュエリーでは、レジンパールやクリスタルのレターモチーフをあしらったゴールドメッキのフープイヤリングが新たに登場。先シーズンのメインアクセサリーは、ゴールドやパラジウムメッキのネットカフや、パラジウムメッキのベルモチーフのペンダント、誇張されたフェイクファーのイヤリングなどに生まれ変わった。ゴールドメッキのロゴグラフィックのイヤリングや、チェーンリンクのブレスレットやリングなどは、今シーズンのモチーフを取り入れている。

Words by HighsnobietyJapan