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Where the runway meets the street

現地時間2019年1月5日(土)、ロンドン・ファッションウィーク・メンズにてJOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)が2019年秋冬コレクションを発表した。

昨シーズンから引き続きニューウェイブに思いを馳せた今コレクションでは、デザイナーの柳川荒士自身が影響を受けた音楽とサブカルチャーにフォーカスを当てた。特にポストパンクやゴシックロックの要素が強く意識され、ショルダーを強調したテーラードジャケットやハイウエストのトラウザー、パイソンやレオパードなどのアニマルパターン、メンズモデルにも施されたシャドウの効いたメイクへ顕著に表れていた。

ダークなポストパンクルックの雰囲気とは対照的に、カラーパレットにはマーク・ロスコ(Mark Rothko)の絵画を想起させるアーシーなベージュ、ビビッドなオレンジやグリーンをアクセントとして加えた。またコーティング加工されたコットンや染色とブリーチを重ねたデニム、ジャガードのフランネルなど素材への造詣の深さも披露した。70年代や80年代のナイトライフやパーティーシーンさながらのルックは、シルエットなどを変化させることでJOHN LAWRENCE SULLIVAN流にモダンにアップデートをした。

今回で5度目の開催となったロンドンでのショーには、現地のアンダーグラウンドシーンで人気Wild Daughter(ワイルド ドーター)がランウェイ中央でライブパフォーマンスを行い、今回のために特別に制作した楽曲で花を添えた。