style
Where the runway meets the street

ヴァーチャルとリアルが曖昧な時代を象徴する2020年という年の締めくくりに、「DIOR(ディオール)」が超空間で魅せた。

昨夜Dior.comで公開されたフォール 2021 メンズ コレクション。キム・ジョーンズ(Kim Jones)とケニー・シャーフ(Kenny Schaff)による魅惑的でアーティスティックな対話を、フランス人監督のトマ・ヴァンズが宇宙的な物語を映像で表現。フロアの反射も相まって生まれる意識が強く渦巻く超空間の中をモデルが闊歩した。そしてこのフューチャリスティックに垣間見るのは、DIORのレガシーだ。

 

今回のコレクションのインスピレーションの一つとなった中国。1946年にクリスチャン・ディオールが中国をオマージュしてコレクションを発表して以降、DIORと中国の絆を強固たるものにすべく、キム・ジョーンズが立ち上がる。メゾンの伝統と中国の職人技、卓越性への賛美、そしてNYのストリートアートの権威、ケニー・シャーフを迎えた、メゾンの限りない可能性を示唆するコレクションとなった。映像の公開と同時に、北京ではヴァーチャルなイベントが開催された。

メゾンを象徴する「バー」ジャケットをオマージュした「テイラー オブリーク」のテーラードコートやシングルブレストのジャケットのテーラリングに加え、ケニー・シャーフのアメリカンポップなカートゥーンを象ったアクセサリーや手作業で行われた総刺繍のシャツが華を添える。本コレクションのために特別に作られた十二支の動物をモチーフにした新シリーズだ。

カリフォルニアで生まれたシャーフは、80年代のイーストヴィレッジのアートシーンに身を置き、キース・ヘリングやジャン=ミシェル・バスキアらと苦楽を共にした、アーティストの一人。スプレーペイントで描かれるアートのほとんどが「現実の破壊」と語るシャーフ。このポップな破壊が、まさに今の現実と仮想が移ろう時代を捉え、さらに本コレクションを通して、来たる新時代への活路を提示しているかのようだ。

本コレクションの全ルックはこちらからチェック。

 

 

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