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原宿のアートギャラリー Gallery COMMONにて、スペインを拠点に活動するアーティスト、フェリペ・パントン(Felipe Pantone)による個展「Manipulable」を開催。

インタラクティブなインスタレーション空間に、新作の大型可動作品8点が展示される本展は、パントンにとって2014年以来、日本では初となる大規模個展となる。タイトルとなる「Manipulable」は、ラテン語のmanus(手)を語源とし、「手を使って動かしたり操作できるもの、または管理、制御、成型できるもの」を指しており、展示される作品は、それに伴い全てが鑑賞者が触れてアレンジできるよう制作されている。

Felipe Pantone「Manipulable」
会期:6月3日(金)~ 7月17日(日)
時間:12:00 〜 19:00(水~日)
休館日:月、火
場所:Gallery COMMON 150-0001東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F

フェリペ・パントン(Felipe Pantone)
1986年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。スペイン・バレンシアを拠点に活動。インターネットを軸にしたテクノロジー時代を背景に、パントンはグラフィティアーティストとしてのキャリアと学術的な側面の双方から、光のスペクトルの変化をテーマにして制作を行う。これまで様々なソフトウェアを用いた3Dイメージを物理的なフレスコ画、壁画、絵画、彫刻 に落とし込み作品を発表。それらはニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマ、東京、上海、香港、バーゼル、ブリュッセルなどで展示・設置されている。