Where the runway meets the street
424 2019年春夏コレクション
ブランド：424（フォートゥーフォー）
シーズン：2019春夏
キーピース：今シーズンのアウターウェアは使いやすいものばかりである。デニムジャケットとフーディ、ジーンズのコンビネーションは特にマッチしている。ロングのトレンチコートや、ユーティリティーベスト、プリントやカラーブロックのシャツに加えて、その他にも注目すべきアイテムがそろう。
エディターズメモ：2019年春夏コレクション“friEND of America”の展示会を行った、ロサンゼルスを拠点に活動する424が今回、ルックブックを制作した。ブランドのストリートウェアの美学を表現している2019春夏のコレクションは、ジャケットやフーディ、Tシャツ、ショーツやパンツなど、デザイナーのギレルモ・アンドラーデ（Guillermo Andrade）が着想源としていた、アメリカンドリームの終焉が見て取れる様々なアイテムが登場している。
同コレクションのテーマや現在のアメリカの状況に対するデザイナーの解釈が、いくつかのアイテムにはっきりと現れている。例えば、アメリカの生活のクリーンなイメージを彷彿とさせるフーディやパンツ、キャンバス地のジャケットの上に歪んだ写真をプリントさせたアイテムなどで、今回のテーマを表現している。加えて、424特有の価値観と、レッドのタータンチェックや、ピンストライプのようなクラシックなプリントが合わさり、同コレクションのスタイリッシュな印象が色濃く表現されている。
- Words by: Renz Ofiaza
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