CHANEL、アイコンウォッチ「J12」からブルー セラミックモデル登場。青と黒が交差する奥深い色合い

ブランド：CHANEL（シャネル）

CHANELのアイコンウォッチ「J12」に、初めてマットなブルー セラミックを用いたモデル「J12 BLEU」が登場。

最大の特徴は、CHANELが5年の歳月をかけて開発した独自のブルーセラミック。スイスの自社工房で製造され、セラミックの高い強度、耐久性、傷への耐性を最大限に活かしている。深みのあるマットな質感は、光を吸収しながらわずかに反射し、静謐で奥行きのある印象を演出。黒に近い青、あるいは青に近い黒とも形容されるこのカラーは、ファッションやビューティの世界、そして1932年のハイジュエリーコレクション「Bijoux de Diamants」のジュエリーボックスを彩ってきたCHANELのブルーの系譜を受け継ぐもの。そこに新たに、ウォッチのためだけに生み出された特別なブルーが加わった。

限定オート オルロジュリー モデルを含む、9つのバリエーションが揃う。

38mmの「J12 BLEU キャリバー 12.1」と33mmの「J12 BLEU キャリバー 12.2」には、CHANELが資本参加するスイスのムーブメント製造会社KENISSI製のオートマティック ムーブメント「キャリバー 12.1」あるいは「キャリバー 12.2」を搭載。ダイヤルのインデックスにブルーサファイアを配した本モデルのムーブメントには、ブラックのコーティングを施している。

マットなブルー セラミックと、ダイヤルのインデックスやベゼルの光沢が生むコントラストが特徴の「J12 BLEU キャリバー 12.1」。ベゼルに配したブルー セラミックに刻んだバゲットパターンがエレガンスを際立たせている。ムーブメントには、KENISSI製「キャリバー 12.1」を搭載。COSC（スイス公認クロノメーター検査協会）の認定を受け、約70時間のパワーリザーブを備えている。

ダイヤルのインデックスに12個のダイヤモンドをあしらった、33mmの「J12 BLEU キャリバー 12.2」。シースルーのケースバックからのぞくローターは、CHANELのクリエイション スタジオが「完全な円」を追求したユニークなデザイン。搭載する「キャリバー 12.2」は、COSCの認定を受け、小型ムーブメントでありながら約50時間のパワーリザーブを誇る。

CHANELのオート オルロジュリーの真髄を体現する「J12 BLEU ダイヤモンド トゥールビヨン」。フライング トゥールビヨンの中央で煌めくのは、重量と輝きのバランスを追求した0.18カラットのダイヤモンド1粒。静かに回転しながらリズムを刻み、ブルーのオープンワークダイヤルの上で浮かび上がるように輝く。ケースとブレスレットのブルー セラミックの側面には、約8時間をかけた手作業による磨き上げを施し、特別な仕上げを実現。本モデルに搭載された「キャリバー 5」は、自社工房で3年の歳月をかけて開発された、メゾン初の自社製フライング トゥールビヨン ムーブメント。ガブリエル シャネル（Gabrielle Chanel）が愛したダイヤモンドをトゥールビヨンに配し、172個のパーツで構成されたこのムーブメントは、まさにCHANELのウォッチメイキングの美学と卓越した技術を象徴。

晴れた日の海や空に着想した「J12 BLEU X-RAY」は、透明性にオマージュを捧げ、本コレクションのために特別に作られたブルーのシェードをまとう。ブルー サファイアクリスタルのブロックから切り出されたケースとブレスレットには、196個のバゲットカットの天然ブルーサファイアがセットされている。ホワイトゴールド製のベゼルとリンクをブラックに染め上げ、ブルーとの対比が美しいエレガントなコントラストを演出。搭載された自社製「キャリバー 3.1」は、サファイアクリスタル製のプレート、日の裏車のブリッジや歯車のブリッジが光を取り込み、ブラックの歯車が際立つ仕上がりに。透明なサファイアクリスタル製ダイヤルには、バゲットカット サファイアのインデックスがセットされ、12個の鮮やかなブルーサファイアが浮かんでいるような印象を演出。

ベゼルとインデックスに計58個のバゲットカットの天然サファイアをセットした「J12 BLEU サファイア」。鮮やかなブルーのサファイアと、深みのあるブルー セラミックが調和し、ストーンの完璧なペアリングとセッティングを実現するメゾンの専門技術の高さを物語る。ムーブメントには、COSCの認定を受けたKENISSI製の「キャリバー 12.1」を搭載し、ブラックコーティングを施した。

「J12 BLEU サファイア」に通常の「J12」では展開のない42mmと28mmの2サイズを取り入れ、極端さを恐れない大胆なアプローチを見せた。ミニサイズとマキシサイズの比類なきペアのベゼル、ダイヤル、ブレスレットの中央には、鮮やかなブルーサファイアが輝き、マットなブルー セラミックとのコントラストを際立たせる。自社工房で110時間以上をかけて精密なストーンセッティングが施され、42mmモデルには170個、28mmモデルには196個のバゲットカット ブルーサファイアをセット。ブラック仕上げのステンレススティール製ベゼルとリュウズが、ブルーサファイアの繊細な輝きを引き立てるとともに、ブルー セラミックの深みをさらに際立たせる。42mmの「J12 BLEU サファイア」にはCOSCの認定を受けたKENISSI製オートマティックムーブメント「キャリバー 12.1」を搭載し、ムーブメントにはブラックコーティングを施した。

発売日：4月1日（火）

Words by HighsnobietyJapan