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ブランド:DIOR(ディオール)

パリ装飾芸術美術館を皮切りにロンドン、ニューヨーク、上海など世界を巡回してきた展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が12月21日(水)から、東京都現代美術館で開催される。

同展は、建築家・重松象平が日本文化へのオマージュとして空間をデザイン・演出。展示はフロランス・ミュラーのキュレーションで再考案された。創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術をはじめ、ディオールの庭園に対する愛や、コレクション初期から影響を与えた日本の創造性に対する魅力など、75年を超える情熱やDIORと日本との絆に焦点を当てる。

会場に並ぶのは、ほとんどが初公開となる貴重なアーカイブ資料だ。「ニュールック」の象徴となる「バー」スーツのほか、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルをはじめ、クリスチャン・ディオールやイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリなど「後継者」となった歴代のクリエイティブディレクターによる作品も公開する。
同館が所蔵する作品や、写真家・高木由利子が同展やポスターのために撮り下ろした写真も展示。クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」や、「ミス ディオール」「ジャドール」などのフレグランスも並べられる。

オンラインチケットは東京都現代美術館のチケットサイトで販売。

世界巡回展「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」
会期:12月21日(水)〜 2023年5月28日(日)
時間:10:00 〜 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(1月2日(月)、1月9日(月)は開館)・12月28日(水) 〜 1月1日(日)、1月10日(火)
場所:東京都現代美術館 企画展示室 1階 、地下2階(東京都江東区三好4-1-1)
入場料:一般2,000円 、大学生・専門学校生・65歳以上 1,300円 、中高生以下無料