style
Where the runway meets the street

ブランド:HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE(オム プリッセ イッセイ ミヤケ)

内容:「Human Ensemble(ヒューマン・アンサンブル)」をテーマに、2022年春夏コレクションをオンライン形式で発表。「人間のからだ」を一つの構造物として、その力強さと美しさに着想を得たコレクションは、身体のフォルムや動き、表情などの視点から服づくりに取り組んだ。従来の「多様で普遍的な日常着」というコンセプトを基に、あらためて「身体」に向き合い、衣服と着る人の間に生まれる調和、「アンサンブル(組み合わせ)」を見出す。

映像は、写真家・田島一成のディレクションのもと、衣服が持つ普遍性と着る人の個性や多様性を表現。衣服の表情が素直に見えるシンプルな設えで、ビジネス、教育、音楽、建築、アートなど、多岐にわたる職種の出演者30人の飾らない姿を映した。回転する照明と影の移ろいの中、着る人の顔と佇まいから、「衣服は着用してはじめて、表現が完成されるもの」という考えを伝えている。

BODY ARCH
再生ポリエステル100%の糸を使用したプリーツ素材に、人間の体のラインから着想したかたちと素肌の色を掛け合わせたシリーズ。パンツは、真っ直ぐなプリーツ目と交わる曲線が立体感を与え、ブルゾンは体がより動きやすいように、背面の袖のデザインをラグランスリーブを採用している。

OBLIQUE
再生ポリエステル100%の糸を使用したプリーツ素材に、斜線を取り入れたシリーズ。折り目が際立つようにカッティングを工夫し、やわらかい表情を持つプリーツ素材に鮮明な印象を与える。色はBODYARCHと同じく、素肌を表現。

BODY MOVEMENT
砂の混ざった絵の具で色を付けた背景に、人間の体を幾重もの曲線で表現したプリントシリーズ。動くたびに筆のざらついたタッチと曲線のしなやかさが引き立つ。ロング丈のジャケット、ブルゾン、ベスト、パンツの全4型を展開。

INLAID KNIT
再生ポリエステル100%の糸を使用した、新しい無縫製ニットのシリーズ。ミニマルなデザインに仕上げることで服の輪郭が浮き上がり、素材の質感も際立つという。ジャケットとショートパンツの2型を用意。

LENO STRIPE
「からみ織」という伝統技法でストライプ柄を織り込んだシリーズ。1本のヨコ糸に対してタテ糸2本が絡む織り構造でできた網のような生地は、通気性に優れている。プリーツ加工で柄の表情も際立つ。内ポケット付きの新型ベストを含めた全4型を展開。

STRETCH SHIRT
ストレッチ素材の特性を活かしたシャツシリーズ。生地はきめ細やかで手触りが良く、程よい光沢感と深みのある発色が特徴。背面の袖付けは、ストレッチが効いたラグランスリーブを採用。

DECKʼN COURT
「WAKOUWA(ワクワ)」とのシューズプロジェクト第4弾。新しいローカットの形に今シーズンの色をあしらい、左右で色違いの仕様。白のパイピングが配色の鮮やかさを際立たせる。