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エスパス ルイ・ヴィトン東京でラシード・ジョンソンによる「Plateaus」(2014年)を日本で初めて紹介する展覧会を開催。本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する選りすぐりのコレクションを世界的に紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの大きな枠組の中で企画された。当プログラムは東京のほか、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンで展開されている。

アメリカ人アーティスト、ラシード・ジョンソンはシカゴ美術館附属美術大学で写真を学び、2001年、初の写真作品シリーズが、「ポスト・ブラック」と呼ばれるポスト公民権運動世代の一翼を担うものとして、米国で評判を得た。ポスト・ブラックは、単なる「黒人アーティスト」として一括りにされることを拒み、自らのアイデンティティの複雑な再定義を要求するクリエイターたちで構成された。2006年にニューヨークへと移り、活動内容は、彫刻、絵画、ドローイング、映画、パフォーマンス、インスタレーションまで多様化している。

「Plateaus」は、この連作インスタレーションの最初の作品で、エスパス ルイ・ヴィトン東京はフォンダシオンが所蔵する象徴的な作品を中心に、重要なアーティストに焦点を当て紹介する。

Plateaus
会期:4月27日(水)〜9月25日(日)11:00〜19:00
休館日:LOUIS VUITTON 表参道店に準じる。
会場:東京都渋谷区神宮前5ー7ー5 LOUIS VUITTON表参道ビル 7階