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Life beyond style

@NISSAN

日産の最新作は自動車ではない。エンジン付き製品ですらない。今週末に初開催される上海E-Prix(電気自動車レース)に向けて日産が発売したのは香水だ。

自動車メーカーとして世界第6位の規模を誇る日産がなぜ香水領域に進出するのか? その狙いは、ドライバーの競争性を高めることにある。

香りが感情や記憶を呼び起こすことは既に誰もが知るところだが、日産は、香りがドライバーのパフォーマンスにもたらす効果に期待を寄せている。レースのスリルを閉じ込めた香水「Smell My Dust」は、果たして日産を優勝に導くか。

プレスリリースによると「Smell My Dust」のトップノートは日産e-4ORCE 04タイヤの残骸と桜の花びらであり、ローズマリー、焦がし砂糖、ウッドは「レーシングチームの気骨」をイメージしたものだという。

日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター兼プリンシパルを務めるトマソ・ヴォルペ(Tommaso Volpe)は「チームの真髄を表現した香水を発表できることに胸が躍る。ここまでスリルに満ちたシーズンを過ごしてきた。残り6レース、最高の結果にしていきたい」と述べた。

他のチームはどうなるかというところも気になるが – 公平を期して、Smell My Dustは今週参戦するほかの10チームにも共有される予定となっている。

芳しきレースに乾杯しよう!