わずか7パーツから生まれるOnのセカンドスキンシューズ「Cloudboom Strike LS」、CO2排出量も75%削減
- By HighsnobietyJapan in sneakers
- 2024年11月5日
ブランド:On(オン)
スイスのスポーツブランドOnから、2010年のブランド誕生以来初となるアッパー製造技術「LightSprayTM」を搭載したランニングシューズ「Cloudboom Strike LS」が数量限定ながらも国内で初めて一般発売された。
チューリッヒに拠点を構えるOn Labsで開発されたLightSprayTM技術は、スポーツシューズの “常識を覆す” の言葉がまさしくふさわしい、シューレースも不要なわずが7つのパーツから一足を完成させる。
ソールへのイノベーションに注目が浴びることの多かったスポーツシューズだが、Onはアッパーに対する革新性を追求。LightSprayTMアッパーは従来と全く異なる製法を採用し、自動化されたロボットアームを使用するひとつの工程から、正確かつわずか片足3分という高速でのアッパー製造を可能にした。
さらに極限にまでパーツ数を削減することで、Onのほかのレーシングシューズよりも比較して75%のCO2排出量を削減に成功している。
アッパー自体は30g、全体でも170gという超軽量なシューズは、セカンドスキンのような極薄で接着剤を使用しないため、縫い目のないシームレスなデザインも印象的。
レースでは世界的なトップアスリートと共に勝利をあげながらも、今後はランナー以外の足元でも活躍する日に期待が高まる。
On
On Cloudboom Strike LS
¥44,000
- WORDS: TAKAAKI MIYAKE
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