F / CE.®、10周年記念プロジェクト　7ブランドとのコラボアイテム発売

By HighsnobietyJapan in style
2020年7月6日

ファッションブランド「F / CE.®（エフシーイー）」は、10周年記念プロジェクトとして7月から毎月、様々なブランドとのコラボレーションアイテムを発売する。

毎シーズン国をテーマに掲げ、2020年秋冬コレクションでは「イギリス」を取り上げる。西部に位置する都市ブリストルではアーティストや作家、ミュージシャンなどが生活をしながら家や庭の運営を行う「Dial House コミュニティ」がある。その思想的な断面、住居、団結をテーマに、10年で培ったきた「ものづくり」の背景やテキスタイルを用い、この10年で知り合ってきた7ブランドとのスペシャルアイテムを制作。

アウトドアブランド「NORDISK（ノルディスク）」とは、定番のテントREISA6を用意。着想は10周年プロジェクトのテーマである「DialHouse」コミュニティには居住スペースが必要であるというところから、テントを制作。英国にとってのブルーは、皇室的なものを象徴する意味合いや、国家の色、対照的に労働者階級を象徴する色目でもあり、今回制作したテントはロイヤルネイビーブルーに仕上げた。ファッションブランド「Digawel（ディガウェル）」とのアイテムは、7インチ、12インチのバイナルバッグをソフトクーラバッグの構造で制作。Dial Houseのコミュニティ創始者であるバンド「Crass」のフォントワークを使用し、プリントを施した。

「UMBRO（アンブロ）」とのコラボアイテムは、英国を象徴するフーリガンを着想源に、ワールドカップのユニフォームに採用されたデザインを活用し、生地は吸汗性、速乾性、紫外線低減の機能を備えた。1998年からイングランドナショナルチームで採用されたモデルを使用し、フットボール起源のイングランドらしい伝統と誇りを象徴。「Helinox（ヘリノックス）」とのアイテムは、NORDISKと同じ発想で、居住スペースのものとして制作された椅子とテーブルを展開。防弾チョッキにも使われている強靭な素材スペクトラ糸を使ったオリジナルコーデュラを使用。アルミポールは、アイビーグリーンのカラーを使用した。

「Mountain Research（マウンテンリサーチ）」とは、F / CE.®オリジナルの大柄バッファローチェックの生地やオリジナルバーズアイSOLOTEXを使用し、得意とするアナーキズムを主体としたアイテムを制作。英ユニフォームブランド「Yarmo」とDigawelとのトリプルコラボアイテムは、英の正装（スーツ）である、ワークウェアの解釈からYarmoへ制作を依頼し、ボイラースーツをF / CE.のテキスタイルとパーツでアレンジ。ORPHICとのコラボシューズは、現代版ブリテッシュトレーナーをベースに製作。白グレーのグラデーションカラーリングと、サイドにダイニーマ素材を採用した。

NORDISK × F / CE.