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Life beyond style

エースホテル京都」は、6月11日(木)からプレビュー期間としてソフトオープン。多数の受賞経験を持つ米国のシェフ3人が監修するレストラン施設詳細を発表した。

「East Meets West」をコンセプトにアジア初のエースホテルとしてゲストを迎える同ホテルは、同日開業するNTT都市開発が手掛ける、歴史的建造物の再開発プロジェクト「新風館」の中にオープン。隈研吾監修の下で建築デザインされ、グランドオープンは2020年後半を予定している。

アメリカのエースホテルの内装も手がける LA の「コミューンデザイン」がデザインを担当。西洋の建築家やデザイナーと日本の大工、芸術、工芸とのコラボレーションの歴史から着想を得た、日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートを取り入れたという。

客室は、スタンダードルームを始めさまざまなレイアウトの部屋と、3タイプのスイートルームを合わせて213室。PIOPIKOやフロントロビーを見渡せる2階の渡り廊下を経た先の新築棟には、たたみスイートを始めスタンダードルーム、デラックスルーム、植栽が植えられたテラスツインなど、和洋折衷の部屋を配置。全室共通で、90代の現在も活躍する染色アーティスト柚木沙弥郎による作品が客室を飾り、天然の玄昌石のタイルを張った浴室、ミナペルホネンによるカーテン、ペンドルトンのベッドブランケットなどで構成。浴室のアメニティには環境にやさしいエースホテル京都オリジナルのukaのヘアケア商品、竹製の歯ブラシなどがセットされ、部屋に備え付けの湯呑は額賀章夫、小皿は伊藤丈浩により製作されたものを使用している。

ロビーエリアに隣接するギャラリースペースでは、様々なアーティストの発信の場となる、幅広いジャンルのエキシビションやイベントを行う予定。6月11日(木)からは、滋賀県甲賀市のやまなみ工房に所属するアーティスト田村拓也の作品のエキシビションを開催する。

ホテル内には3つのレストランがあり、それぞれアメリカで著名なシェフが監修。アメリカ風イタリアン・オステリア兼ルーフトップバーである「Mr. Maurice’s Italian(ミスター・モーリスズ・イタリアン)」は、マーク・ヴェトリ(Marc Vetri)がイタリア、アメリカの両地で積んだ幅広い経験を細部まで活かしたレストラン。

「PIOPIKO(ピオピコ)」はメキシカンルーツへの敬意、高級料理店の技術とアメリカ風メキシコ料理をかけ合わせたウェス・アヴィラ(Wes Avila)による活気あふれるバー&タコスラウンジ。メインダイニングとなる、数々の賞の受賞歴があるナオミ・ポメロイ(Naomi Pomeroy)による屋上庭園を臨むアメリカンレストラン(レストラン名未定)は、洗練された技術とイノベーションを合わせたアメリカン・クラシック料理を楽しめるという。

6月11日(木)からは、Mr. Maurice’s ItalianとPIOPIKOでプレビュー期間の特別メニューを提供。年内にはグランドオープンとしてメインダイニングの営業を開始し、全てのレストランでフルメニューを用意する。

Mr. Maurice’s ItalianとPIOPIKOではウェブサイトで予約受付中。プレビュー期間中はジムの使用やイベント内容を制限する。

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