style
Where the runway meets the street

「alexanderwang(アレキサンダー ワン)」が2020年春夏コレクションをNYのランドマークであるロックフェラーセンターで発表。

 

コレクションでは、ブランドのDNAであるアメリカンスポーツウェアを、カジュアルな要素を加えつつラグジュアリーに再定義。オーセンティックな機能服を4つのパートで構成した。

最初のパートではワーキングワードローブにフォーカス。マスキュリンなルックを現代的なNYのワーキングウーマンのために再考し、体のラインを誇張するシルエットなどでカジュアルダウンさせた。

第2幕では女性のためのリラックスウェアを展開。アンダーウェアをアウターウェアとして着るトレンドを掘り下げ、ロゴをプリントしたベルト、スリップドレスをメインにラインナップした。

第3幕で提案されたのはプレッピーのコンセプトを覆すリラックスしたアメリカンスタイル。絞ったウエストライン、フレアアウトしたブレザー、オーバーサイズのデニムやコーデュロイパンツといったクラシックアイテムを、全く新しいシルエットで作り変えた。

フィナーレは過去14年間、同ブランドに影響を与えてきた強い女性達をオマージュ。スポーツウェアと融合させ、現代社会で戦う女性をホワイトカラーで表現。あえて逆さまにプリントしたアメリカンフラッグがalexanderwangの反逆的なスピリットを映し出している。