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From the ground up

Nike(ナイキ)」は、リオ五輪男子マラソン金メダリスト、エリウド・キプチョゲ選手が昨年フルマラソンで非公式ながらマークした2時間切りの偉業達成時に試作品として着用していた「ナイキ エア ズーム アルファフライネクスト%」の製品モデルを2020年夏にも発売すると発表した。

キプチョゲ選手は、10月にオーストリア・ウィーンで開かれたフルマラソンで、2時間の壁を突破する1時間59分40秒を記録。その際に履いていたのは、厚底シューズとして国際大会や箱根駅伝など陸上界を席巻してきた「ヴェイパーフライ」シリーズを進化させた新モデル。

新シリーズ「ナイキ ネクスト%」では、前足部にズームエア ポッドを追加し、かかとにはズームXフォームを増量。軽量なアトムニット アッパーを組み合わせる。、ランナーをサポートするという。

連携する3つの重要なパーツは、安定性とスムーズな体重移動を実現させ、前足部の方を硬めにすることで推進力を感じさせつつ、システムの一部として機能することで足首関節の負荷を抑える「フルレングス カーボン ファイバー プレート」と、軽量で最適なエネルギーリターンを実現し、エネルギー損失を最低限に抑える「ナイキ ズームX クッショニング」、優れたクッショニングとエネルギーリターンの向上を生む「ナイキ ズーム エア ポッド」。新モデルではこれらを連動させランナーをサポートする。

ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%には、2つの新しいナイキ ズーム エア ポッドと、これまでより増量したズームX フォーム、先行モデルのナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%のものを改良した1枚のカーボン ファイバー プレートと、通気性を最大限に高め、超軽量のフライニット アッパーを組み合わせることで、全体でクッション性の向上とランニングのエコノミーの改善を図った。

アルファフライの基本を生かしながら、ネクスト%の設計理念を新しい分野にも応用したアルファフライ ネクスト%のトレーニング版「ナイキ エアズーム テンポ ネクスト%」などもラインナップ予定だ。