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From the ground up

PRADA(プラダ)」と「adidas(アディダス)」は、パートナーシップによる新たなコラボレーションとして、セーリングチーム「ルナ・ロッサ プラダ ピレリ」に向け先進的技術を用いた新作スニーカー「A+P Luna Rossa 21」を開発した。

これまでもadidasのアイコニックモデル「Superstar(スーパースター)」をPRADAのシューズスペシャリストによるクラフトマンシップで再解釈した「Prada Superstar」を発売するなどコラボレーションしてきた両ブランド。今回は、PRADAが20年以上にわたりヨットレースの最高峰アメリカズカップに共に参戦してきた同チームのために、adidasが専門知識を共有。同大会にはadidasも2005年~2007年にかけてチャレンジャーチームを擁し参戦している。

セーリングスポーツ用に開発したスニーカーA+P Luna Rossa 21は、新たなヨット「ルナ・ロッサAC75」のデザインに加え、両ブランドのこれまでのスニーカーにも着想を得た。滑らかで軽やかなスタイルと履き心地を実現し、素足のような柔軟さと安定性が特長だ。チームが着用する、性能を重視したモデルに対し、日常生活にも対応するライフスタイルバージョンも発売する。

イノベーションとサステナビリティを背景に開発した点も特徴で、環境への取り組みに向けた両ブランドのコラボレーションも同時に始動した。アッパーは高性能のリサイクル素材PRIMEGREEN製。疎水性の高いE-TPUアウターシェルで仕上げ、柔軟性と通気性に優れるほか、防水性も持ち併せる。人間工学に基づいて設計されたEVAのシュータンとパーフォレーテッドの柔らかい人工スエードのインナーサドルは、セーリングのパフォーマンス力を高めるという。

優れた保護力と耐久性、自由な動きを実現させるのは、パーフォレーテッドのBOOSTミッドソールとラップアラウンドのアウトソール。特別仕様のシューレースは、狭いボトムがスピードレーシングに対応し、広いトップで競技中に結び目が解けないようにしたという。商品には特別なポーチを付け、ダブルネームのボックスに入れて発売する。

キャンペーンでは、光と無重力のビジュアルを通し、「明るさと軽やかさ」を表現した。

PRADAの一部の店舗とprada.com、アディダス アプリ(抽選)、一部のアディダス取扱店舗で12月9日(水)に発売。