PRADA 青山店で展覧会「Role Play」国内外の気鋭アーティスト参加
- By HighsnobietyJapan in art
- 2022年2月14日
ブランド:PRADA(プラダ)
PRADAは3月11日(金)〜6月20日(月)、プラダ財団が支援し企画した展覧会「Role Play(ロール プレイ)」をプラダ 青山店で開催する。
会場はスイスの著名建築事務所ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したPRADA 青山店の5 階で、キュレーションはメリッサ・ハリス(Melissa Harris)が担当。2月19日(土)〜6月27日(月)にかけてミラノの Osservatorio Fondazione Pradaで開催される展覧会の第2弾となる。
他者性の概念を表現する手段である写真をはじめ、媒介物がソーシャルメディアプラットフォームやオンラインゲームなどに「進化」する中、展示では、代替可能で理想化されたアイデンティティを模索・投影し作り上げる概念を探求。参加アーティストは、ロールプレイングや分身を創るなどの切り口で、個人の本質や表向きの人格などについて迫っていく。作品は、クリエイティブ・エージェンシーRandom Studioによる光のインスタレーションの中で展示する。
参加アーティストは、全体がピンク色で装飾され、ラスベガスの地下に核攻撃の際の避難場所として建てられた邸宅をカメラに収めた写真シリーズ「What To Do With a Million Years?」(2018)で知られるジュノ・カリプソ(1989 年生まれ、英ロンドン出身)をはじめ、自身の分身の一つ、ケイティに焦点を当てたオーディオ作品を2014年に発表したベアトリーチェ・マルキ(1986 年生まれ、イタリア・ガララーテ出身)、風刺的なポートレートシリーズを通じ米国のエンターテインメントや映画業界における多様性の欠如を訴えるハルカ・サカグチ(1973 年生まれ、日本・大阪出身)とグリセルダ・サン・マルテ ィン(1978 年生まれ、バルセロナ、スペイン出身)、写真シリーズ「OMIAI♡」(2001年)で衣装やかつら、化粧、体重を増やすなどして30 人の異なるキャラクターに変身した澤田知子(1977 年生まれ、日本・神戸市出身)、疎遠になっている父親との関係を3Dでアニメーション化しシミュレートしたインスタレーション「Consciousness Engine 2: absentblackfatherbot」(2013)を代表作に持つボゴシ・セクフニ(1991 年生まれ、南アフリカ・ヨハネスブルグ出身)。
Role Play (ロール プレイ)
会期:2022年3月11日(金)~6月20日(月)
会場:PRADA 青山店 5階
住所:東京都港区南青山5-2-6
開催時間:11:00〜20:00
入場無料