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ブランド:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)

ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店で7月5日(火)から、店舗全体を使った大規模イベント「サヴォアフェール イベント」が開催されている。

「ファッションが好きな若いカップルが世界一周旅行を楽しむ様子」をコンセプトに、会期中は通常営業を行わず、世界各地の都市やリゾート地を思わせる「旅」の空間を展開。限定生産の家具やオブジェから成る「オブジェ・ノマド コレクション」をはじめ、「ワードローブトランク」などのハードトランクや、テーブルゲームなど、通常は一部店舗のみで取り扱うアイテムを一堂に揃える。

1階では「世界各地の自然」をテーマに、それぞれ「ブラジルの秘境」「地中海の島」「オランダの花畑」と題した3つの空間が登場。「ブラジルの秘境」には、木が茂るジャングルを連想させる部屋でブラジルの伝統的なスイーツにちなんで名付けた「ボンボカ・ソファ」や、 オブジェや間仕切りとしても使える「アグアカテ」など、ブラジル出身のカンパーナ・ブラザーズによる製品が並ぶ。階段の途中に吊り下げたチェア「コクーン」や、奥に位置するパトリシア・ウルキオラが手がけた「スイング・チェア」も展示する。

海と浜辺のコントラストを表現した、奥に広がる「地中海の島」ではパーティーシーンに対応するハードトランクや、「オブジェ・ノマド コレクション」を展開。茶器を一式収納した「ボワット・アフターヌーンティー」や、パトリシア・ウルキオラが手がけた「パラヴェール・チェア」、モノグラム・エクリプスキャンバスの「パーティー・トランク」が並ぶ。

 「オランダの花畑」と題した空間では、アトリエ・オイによる「オリガミ・フラワー」を飾り付け。カンパーナ・ブラザーズが手掛けたプーフ「メレンゲ」を配し、アトリエ・オイの「スイング・ボート」を庭のブランコのように配置。隣には、2022年ウィメンズ秋冬コレクションから着想を得た、フローラルな設えのトランクが置かれる。

2階は「世界各地の邸宅」をテーマに、パリ、コペンハーゲン、ニューヨークの3都市をイメージしたエリア。「パリ」と題した部屋は、リビング、ダイニング、ワードローブの3区画に分け、各テーマに合ったアイテムを展開。エリアの中央に置いたトロピカルフラワーを思わせるチェア「ブルボ」は、オフホワイトの色合いだ。ダイニングに展示したロー・エッジズによる「コズミック・テーブル」や「ドールズ」チェア、マルセル・ワンダーススタジオが手掛けた「ダイヤモンド・ ベース」、カクテル用のシェイカーやグラスを収納可能な「マル・カクテル」 はレッドカラーを基調としている。

ワードローブには、昨年発表されたマルセル・ワンダーススタジオの「ペタル・チェア」をはじめ、伝統的なモノグラム・モチーフとトランクの籐細工を再解釈した「ダイヤモンド・スクリーン」や、ジュエリーを収納する「マル・ヴァンドーム」など、着替えや収納に使えるアイテムを揃える。続く「コペンハーゲン」の部屋は、ブルーやイエローなどの鮮明なカラーを基調としたアイテムと、木の空間のコントラストを効かせ、岩肌を思わせるアンドリュー・カドレスの「ウェーブ・シェルフ」や、伝統舞踊の動きから着想を得たアトリエ・オイの「サーペンティーン・テーブル」、日本の折り紙から着想を得たアトリエ・オイの「スツール」などを展示。透明感のある5色の手吹きムラーノガラスを7つ使用した照明「トーテム・リュミヌー」も置かれている。

奥に位置する「ニューヨーク」の部屋は、レンガ造りのタウンハウス風で、プレイルームの中心にモノグラム・エクリプス キャンバスのポケットビリヤードテーブル「ル・ビヤール」やテーブルフットボール「バビフット」、サイドには「DJトランク」や「ギタートランク」を置き、スニーカーを収納するトランクやスケートボードなど、ストリートカルチャーを彷彿とさせるアイテムも取り扱う。

 会期:7月5日(火)〜 28日(木)、8月12日(金)〜 20日(土) ※会期は変更になる場合あり(詳細はルイ・ヴィトン公式サイトを確認)
時間:12:00 〜 21:00 
休館日:7月29日(金)〜8月11日(木・祝)
会場:ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店(港区六本木6-12-3 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り)