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Instagram / Josh Sobel

音楽ストリーミング配信サービスの「スポティファイ(Spotify)」が“暴力・憎悪行動/コンテンツ”ポリシーを1ヶ月前に発表したが、方針に対し、色々な意見が飛び交い、ポリシーの再考が行われているようだ。

先週、買い物中に銃撃を受けて死亡したフロリダ出身の若きアーティスト「エックスエックスエックステンタシオン(XXXTentacion)」は、生前に暴力や犯罪などの理由で上記のポリシーにあたり、作品がすべてSpotifyから削除されたが、ポリシー変更によって6月上旬にリストに復活した。

20歳だったエックスエックスエックステンタシオンは本名「ジャセ・オンフロイ(Jahseh Dwayne Onfroy)」、音楽での才能や若者へのポジティブなメッセージが注目される一方、私生活で女性に対しての暴力や他のアーティストに対しての暴言などで批判され、議論を呼ぶ人物だった。

突然の銃撃事件で死亡した彼に対し、音楽業界の数々のアーティストやファンから追悼が寄せてきた。彼の遺作で、今年3月に発表された「SAD!」は、彼が生前に激しく批判した相手「ドレイク(Drake)」の作品「God’s Plan」を抑え、6月19日のSpotifyストリーミングランキング1位となった。

「SAD!」はXXXTentacionの遺作アルバム『?』に収録され、3月のリリース後に『ビルボード(Billboard)』200の1位を獲得した注目の作品だ。

若き天才ラッパーのXが残した最後の作品を聴いてみよう。