art

ファッションとアート、ストリートとコマーシャル、サブカルチャーとメインストリームという、逆説的でありながらも互いに共生的な二者間のギャップを埋めることを目指すGallery COMMONが見出した世界中が注目するIchi Tashiroの大規模個展を開催。現代のデジタル社会に異を唱え、ニューヨークでホームレスとして過ごしながら製作していた当時と同じ工程で、折り紙などから着想を得たパネルに、金融新聞などを用いてカラフルに構成された全て新作コラージュ作品14点を披露。

Ichi Tashiro 「Serendipity」
会期:2月26日(土)〜 3月20日(日)
会期場所:Gallery COMMON(東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F)
営業時間:12:00 〜 19:00(水 ~ 日)※月、火 休廊
※国や自治体の要請等により、日程や内容が変更になる可能性があります。

Ichi Tashiro(イチ タシロ)
1984年に愛媛県で生まれ、幼い頃からスクラップブッキングやコラージュを制作。当初は現実から逃避し、空想の世界に浸るために始めたこの趣味は、高校を卒業する頃には彼のアイデンティティの一部となり、18歳の時には着の身着のまま画材の入ったバックパックだけを携えてニューヨークへ移住し、独学でアーティストとしてのキャリアをスタート。渡米してホームレスとして過ごした時間は、彼の階級、価値観、社会規範、そして芸術の機能についての認識に深い影響を与えた。その後、ニューヨークや香港のきらびやかなギャラリーやアートフェアの世界を旅し、自由と創造性の表現としてのアートと、マーケットや政治という退屈な現実との間の矛盾の露呈をさらに実感することになった。そのような中でも、自己表現とは何か、価値とは何かという問いに常に直面し、ニューヨークで一時は生命線であった「使い捨て」のメディアに何度も立ち戻ることになり、今回の展覧会の開催を決した。現在は東京を拠点に活動。これまでに、ニューヨーク、香港、パリ、ロサンゼルス、アムステルダム、ベルギー、デンマーク、シンガポール、東京で個展やグループ展を開催し、Art Basel香港、 ASIA Now Paris、Art TaipeiやArt Stage Singaporeなどのアートフェアでも作品を発表。