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SAINT LAURENT、2023年冬メンズコレクションを発表、マスキュリンとフェミニンを融合
ブランド：SAINT LAURENT（サンローラン）
SAINT LAURENT は1月17日（現地時間）、2023年冬メンズコレクションを発表した。
クリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロ（Anthony Vaccarello）による新コレクションは、前シーズンの「続編」といえるようなルックが並んだ。
会場は、ケリング会長兼CEOフランソワ＝アンリ・ピノー（François – Henri Pinault）が所有するアートコレクションを展示している、建築家・安藤忠雄が設計を手がけた現代美術館「BOURSE DE COMMERCE」（旧証券取引所）。
同ブランドを象徴するようなマスキュリンとフェミニンが融合した表現を随所に盛り込んだコレクションは、洗練されたディテールに「こだわり抜いた」といい、中でも流れるようなロングシルエットにパワーショルダー、細いウエストがポイントとなった。カラーは、ブラック、ホワイト、キャメル、ネイビーをはじめ、シルバーなどの色味がランウェイを飾った。
力強さを感じさせるシフォンシャツやフード付きのニットチュニックには、スウェットパンツ風のパンツを合わせたほか、ボリューム感が新しいコートなどが登場。形や丈感を再考し、再解釈したアイテムたちは、モヘアやカシミア、サテン、ベルベットなどのソフトな素材と、ハードなテクスチャーのコントラストが特徴的だ。全体を通して、男性らしさを取り入れつつ、フェミニンなムードもまとわせた。
ウィメンズコレクションでも発表されたフード付きのシルエットはさらに進化させ、頭部を覆う「カグール」のメンズルックも登場した。
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