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Where the runway meets the street

@ CELINE / HEDI SLIMANE

これまで香水ケース、犬用のおもちゃ、そしてハイドロフォイル(水中翼)装備の電動サーフボードまで生み出しているCELINE(セリーヌ)から、今度はオリジナルの自動車が誕生した。それがまた、カッコいい。

大手自動車メーカーとのコラボレーションではなく(その予定は少なくとも近い将来にはないだろう)、今回登場したのはヴィンテージのMokeをカスタマイズした、世界に1台の「CELINE Moke」だ。フランス南東部のサン=トロペに移り住んだデザイナー、エディ・スリマン(Hedi Slimane)が自ら乗って外に繰り出しでもしない限り、実際に目撃できるチャンスは到来しないだろう。

 

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Mokeとは、60年代にブリティッシュ・モーター・カンパニーが軍用に製造していた、ジープのような姿の小型車を製造する自動車メーカーだ。

ヴィンテージの軍用車の多くと同様、文化的な存在となり、軍事産業から完全に離れたMokeは今、そのミニマムなスケール、オープンエアーのデザイン、意外に広くて乗り降りがしやすく適宜ビーチ用品もしまい込めるシートにより、スタイリッシュなビーチアイテムとして人気を集めている。

有名なところでは、サン=トロペに今も住むフランス映画界の伝説的女優、ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)もミニMokeを運転する1人だ。

CELINEの2023年春夏コレクションは、まさにサン=トロペの快適さをテーマにしたものだった。そこで、スリマンが作り出したのが、自らのCELINE Mokeだったというわけだ。そこにはCELINE 2023年春夏コレクションの鍵である、ビーチサイドでの贅沢な解放感が存分に表れている。

 

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車体のグリーンの塗装が、籐のシート、スペアタイヤプロテクター、加工なしレザーの自然な色合いを引き立たせる。

トリオンフのロゴも随所にあしらわれている。他のいかなるビーチグッズでも勝てない、小さな、魅力の一台だ。

 

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高級スクーターやオーダーメイドの自転車(あるいはそのケース)など、ラグジュアリーブランドがこぞってカスタム車両での腕試しに忙しいこの時代、珍品と本物の間を行くCELINEの路線は目に涼やかだ。

あとは運転さえさせてもらえれば言うことはないのだが。