KAWSの巨大アートが富士山に出現

By HighsnobietyJapan in art
2019年6月27日

米アーティストKAWS（カウズ）の全長40メートルに及ぶ巨大アートプロジェクト「KAWS:HOLIDAY」が7月18日（木）、日本に上陸する。KAWSが描いたアートのスケッチとキャンペーン画像が公開され、日本での会場は「富士山」の麓となることが明かになった。

KAWS史上最も大きな作品とされる「KAWS:HOLIDAY」は、香港を拠点とするクリエイティブスタジオAllRightsReservedとKAWSがタッグを組み、KAWSの代表的なキャラクター「COMPANION」の巨大なアートワークが世界を旅するコンセプトでこれまでソウル、台北、香港で披露されてきた。4都市目にCOMPANIONが目指したのが「富士山」だ。

このほど公開されたスケッチには、KAWSが創造する景色として、富士山の麓にリラックスした様子で寝そべっているCOMPANIONが描かれている。カナダ発ブランド「ハーシェルサプライ」をメインスポンサーに迎え、「KAWS:HOLIDAY JAPAN」と題し、会場は静岡・富士宮にあるキャンプ場「ふもとっぱらキャンブ場」となる。

普段の生活から自身を遮断し、空を見つめてリラックできたらという思いを込めてKAWS:HOLIDAYを製作したKAWSが、「自然とキャンプとアート」という新たなキャンプ体験を表現する。KAWSは、このイベントが「世界中の人々に足をとめ自然の中でやすらぎのひと時を与えられる機会になればと思っている」と語る。

初日の7月18（木）にはKAWS本人も来日し、キックオフイベントとなる「KAWS:HOLIDAY JAPAN Ceremonial Camp Day（カウズ：ホリデイセレモ二アルキャンプデイ）」を開催。公式サイトで6月28日（金）10時～6月29日（土）10時の1日間限定で参加者を募り、応募の中から抽選で選ばれた限定400組が参加チケットを手にできる。入場料（7月18 日（木）ホリデープライス料金）は2,000円（1テントスペース3人まで＋1駐車スペース）。未成年のキャンパーには大人の同伴が必要。申し込みはこちらから。

作品は、7月19（金）～7月24日（水）の期間中、ふもとっぱらキャンプ場の通常営業時間帯に一般公開する。

「KAWS:HOLIDAY JAPAN」開催を記念し、KAWSとAllRightsReservedのコラボレーションによるコレクションも発売。富士山をモチーフにしたぬいぐるみ（19,600円）がピンク・ブルー・グレー（日本限定）の3色展開、シリアル番号証明書付きで発売されるほか、9.5インチのビニールフィギュア（3色展開、21,700円）、こけし人形セット（3点セット、3色展開、限定1000個、81,000円）、セラミックプレートセット（4枚セット、21,800円）、クッション（13,000円）、Tシャツ（6色展開、サイズ＝M / L、5,500円）などを全て数量限定でラインナップする。7月18日（木）10時、DING DONG Takuhaibinが運営するオンラインストア限定で世界同時発売。支払い方法はPayPalとクレジットカードVisa、MasterCard、American Express、Discoverのみ。在庫が無くなり次第販売終了となる。