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Where the runway meets the street

Puma(プーマ)は、国井栄之がクリエイティブディレクターを務めるmita sneakers(ミタスニーカーズ)とのコラボレートモデルを発表した。

コラボレーションのモデルに選ばれたのは、体内に毒液を持つ昆虫から着想を得たデザインの「CELL VENOM」。1997に長距離ランナーへ向けたトレーニングシューズとして誕生したCELLシリーズからリリースされる今作のソールユニットには、衝撃を吸収し拡散するクッショニングテクノロジーのTRINOMIC(トライノミック)を採用。ハニカム構造面積を拡大したBIG CELL(ビッグセル)を取り入れることにより、衝撃吸収性に加え、障害防止機能に効果を発揮する優れた安定性と耐久性を進化させた。

そんな今作は、Pumaとmita sneakersの分野であるスポーツユースとタウンユースといった相反するモノを同時に表現し、軍事技術のステルスから着想を得て具現化している。アッパー素材にはマットな質感のヌバックを補強に用いつつ、通気性に優れるダブルラッセルメッシュ、そして耐久性に優れたシンセティックレザーを使用。さらに夜間の視認性に配慮した反射材をちりばめながら、ヒールタブを配することにより着脱を容易にするなど、機能性に富んでいる。

また衝撃吸収性や耐久性に特化した最新フォームのCM EVA(シーエムエチレンビニルアセテート)を融合させたソールユニットにより、オリジナルデザインを活かしながらライフスタイルスニーカーとしての実用性も兼ね備える。カラーリングにはトーンの異なるグレーをインクジェットプリントでグラデーション状に配し、ミッドソールには斑点模様、細部に東京を象徴する蛍光グリーンがアクセントとなっている。

トゥガードには、日本人だけが読めないフォントと言われるElectroharmonixでmita sneakersのロケーションコードをプリント。細かなCELLを機能デザインとして用いたEVA製のインソールにはPumaとCELL、mita sneakersのロゴに加え、mita sneakersのアイコンであるCHAIN LINK FENCE(金網)や「TOKYO CUSTOM MADE」を意味するグラフィックが、オフィシャルコラボレートモデルであることを表わしている。